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邑面紹介

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郷校のある智島

新安郡智島邑

郷校のある智島

務安半島の最南端に位置する新安郡智島邑は、木浦から66km離れた地点(東経35.08度)に位置しています。東は務安郡海際面、西は荏子面、南は慈恩面と臨淮面に隣接し、北には海を挟んで霊光郡落月面があります。有人島5島、無人島41島からなり、海岸線の総延長距は196km(郡の16%)です。

頭流壇

頭流壇

松島水産市場

松島水産市場

功績碑群

功績碑群

三国時代には人の住んでいない無人島で、務安半島の最南端の海岸地方でしたが、仁同張氏張韶鎭が、朝鮮燕山君時代に初めて住み始めました。もとは咸平郡楊林里に住んでいましたが、戊午士禍に巻き込まれ、ここに隠居したとされています。その後、現在の村が形成され、村を東と西に区分して、東村、西村と呼ばれるようになりました。1869年に郡庁が置かれて一時栄えた智島郡は、現在の新安郡の各島嶼はもちろん、霊光の鞍馬島、全羅北道の蝟島、木浦の栗島、霊岩の羅仏島まで管轄していました。

1914年の日韓併合で智島郡が廃止され、智島面となり、務安郡に属するまで17年の間、郡勢をとどろかせました。現在は新安郡に属し、1980年に邑に昇格しました。1975年2月、務安郡海際面と橋でつながり、新安郡で唯一船に乗らずに行くことができる場所となり、米麦中心の農業から、収入の得られる作物などに作物体系を多様化させ、所得が向上しています。荏子、曽島などと船で行き来でき、交通が円滑であり、また、教育の中心地でもあります。
歴史的な文化遺跡には、朝鮮高宗1896年に行われた行政改編で智島郡が新たに設置され「1郡1郷校の建設」の原則によって1898年に創設された智島郷校があります。また、邑内里船着場から少し離れたところに、実に27基の石碑が並んで立っている石碑群も見どころの一つです。海際と智島を結ぶ連陸橋の堤防は、マスがよく釣れることで有名です。コドン島でもスズキとボラがよく釣れ、淡水釣りではボンリ池が有名で、フナとウナギがよく釣れます。智島の特産物としては、質の良い干拓地米(オモニ故郷米)が有名です。