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月別出荷水産物

1月 - 海苔

海苔
  • 新安の海苔は、最高にクリーンな新安沖で祖先から受け継いだ養殖技術によって天然の味そのままの新鮮さを海苔に込めました。きれいな干潟と澄んだ海は、新安の誇りであり、漁民の心です。南道で岩海苔、味付け海苔、海苔巻き用の海苔などが味わえます。
    • 新安郡の生産現況
    • 生産規模:1,338漁家 5,261 ha(106千百)
    • 生産量:9,120千束(28,104百万ウォン)
    • 販売時期:通年
海苔は、必須アミノ酸をよく吸収する食品で、タンパク質、炭水化物、灰分、脂質を含んでおり、このうちタンパク質は44%を占めています。タンパク質の価値はその量にもよりますが、必須アミノ酸がどれくらいバランスよく含まれているかが重要です。

10種のアミノ酸のうちメチオニンなど8つの必須アミノ酸が豊富に含まれており、アミノ酸の摂取に適しています。海苔には多くのミネラルが含まれていますが、ミネラルは体内の物質代謝に関与する酵素の材料として使われます。海苔には、リン、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、ケイ素、鉄、マンガンなど必要なミネラルがほぼすべて含まれています。

若い女性に必要な鉄分も豊富です。人体には約3gの鉄分が含まれていますが、そのほとんどが赤血球のヘモグロビン、筋肉中のミオグロビン、筋肉細胞の中にある赤色色素タンパク質、肝臓のフェリチンに含まれています。

2月 - 黒山ガンギエイ

黒山ガンギエイ
  • 黒山ガンギエイは身がしまりやわらかく、痰を散らす効能があり、気管支喘息、消化機能の改善に効果があります。食中毒を起こすことなく、唯一発酵させて食べる特別な魚であり、高タンパク、低脂肪で二日酔いの回復に効果があり、10月から翌年3月までが本来の味を楽しめる最もよい時期です。
    • 新安郡の生産状況
    • 生産規模:30漁家
    • 生産量:62トン(約3,100百万ウォン)
    • 販売時期:年中
口の中のピリッとした味と、咽喉と鼻がつーんと抜けるくらい独特な臭いが郷愁をそそります。高タンパク低脂肪で、二日酔いを和らげ、去痰除去効果に優れており、発酵させるときのネバネバした粘液はスタミナ食品として有名です。初めて食べた人はエイのピリッとした味に驚いて口をつぐむことができない程ですが、ガンギエイの味をよく知っている食通の人たちは、その味が忘れられず、高い値段にもかかわらず求めて食べます。

ガンギエイは唯一発酵させて食べる魚であるため、山間奥地で夏に食べることができる魚として食通たちに人気があります。ガンギエイの味をそのまま感じたい時は刺身を食べ、よく熟したキムチと茹でた豚肉、ガンギエイ、この三つを一口で食べられるホンタク3合は珍味中の珍味です。

3月 - アカエイ

アカエイ
  • アカエイは、病後の回復期や虚弱体質の栄養補強食としてよく、スタミナ強化の効果と抗がん作用などがあり、成人病の予防に優れています。
    • 新安郡の生産現況
    • 生産規模:50漁家
    • 生産量:200トン(約2,000百万ウォン)
    • 販売時期:通年
アカエイはエイの種類としては大きくない小型魚で、生息地は砂泥底ですが、岩と泥が混じっているところに多く生息しています。生息水深は約20m〜120mと広範で、いくつかの種があり、エビ、イカ、カタクチイワシなどの小型魚類を餌としています。エイは尾に長いとげが1〜3個ありますが、アカエイはサメの歯のようなとげがぎっしりと4〜5列並んでおり、とげでエイとアカエイを見分けることができます。また、胴体が肉厚のエイに比べると、ガンギエイは胴体が薄いです。

病後の回復期や虚弱体質の栄養補強食として良く、スタミナ強化の効果と抗がん作用などがある他、成人病の予防に卓越した効果があります。代表的な料理方法としては、鍋、蒸し物、和え物、刺身などがあり、中でも和え物が一番のお勧めです。

4月 - メバル

メバル
  • メバルは、ヒラメと同様に韓国の海産魚養殖量の90%程度を占めており、肉質が固くてかみごたえがあり、韓国人が好きな魚種です。疲労回復、肝機能の改善、老化防止に効果があります。
    • 新安郡の生産状況
    • 生産規模:470漁家
    • 生産量:4.640トン以上(約55,680百万ウォン)
    • 販売時期:年中
メバルは生息地をほとんど移動しない特性を持っており、美味しく刺身として最もよく食される魚です。野菜と一緒に煮込んで食べる辛い汁物は辛いながらもさっぱりとして美味しいです。
環境への適応性があり、成長が早く、黒山圏域清浄海域で大規模に養殖されています。沿岸の岩礁地帯に生息し、春に産卵して孵化した稚魚は、20〜30日間浮遊生活をして底棲生活に入ります。幼い固体は、一定期間サンゴ礁などの固形物について生活し、砂地の底を掘って入ります。味がよく古くから食用とされてきました。韓国、中国、日本などに広く分布し、韓国では南海岸と西海岸のサンゴ礁地域に生息しています。野菜と一緒に煮て食べる辛い汁物は辛いながらもさっぱりしており、二日酔いの回復に効果的です。代表的な料理には、刺身、煮物、和え物、辛い汁物があります。

5月 - マナガツオ

マナガツオ
  • マナガツオの体色は青色を帯びた銀色で、腹側は白色、後頭部に波状の縞模様があり、うろこは小さい円形で落ちやすく、4〜8月まで智島、曽島、荏子、飛禽地域で獲れます。
    • 新安郡の生産現況
    • 生産規模:300漁家
    • 生産量:500トン以上(6,000百万ウォン)
    • 販売時期:6〜8月
味ももちろん美味しいですが、マナガツオはすぐにでもぴょんと跳ね上がるくらい身に弾力があり、生臭さがありません。また、口が小さく体は平たくて菱形で水族館の熱帯魚のようでもあり、体色が青白いため、すっきりとした印象を与えます。白身魚のマナガツオは、身がやわらかく淡白で後味もあっさりしています。生臭さがないので、魚をあまり食べない人もなじみやすく、また小骨がないので、子どもにも食べやすい魚です。
さらに、焼く、揚げる、煮るなど調理方法も多様で、おかずに困った時にはマナガツオを色々な方法で料理すると、食卓に頻繁に上げても飽きないとされています。
夏が旬の新ジャガイモを薄切りにして鍋の底に敷き、産卵期で身がふっくらと肥えたマナガツオと青唐辛子を切って入れ、コチュジャンで味付けして煮込んだマナガツオの煮物は、失った食欲を取り戻してくれるほどおいしいです。
腸の機能を旺盛にする効果があり、虚弱体質に有効で、身体から毒が抜けて性格も丸くなると言われています。

6月 - アワビ

アワビ
  • アワビは身が青黒色で、硬い雄と赤色を帯びたやわらかい雌に区分され、オスは刺身に、雌は加熱調理に最適です。アワビの食べる海藻類はコンブ、ワカメ、ホンダワラなどで、内蔵の黒い部分は海藻類が消化されたもので体によいとされています。
    • 新安郡の生産現況
    • 生産規模:450漁家
    • 生産量:300トン以上(15,000百万ウォン)
    • 販売時期:年中
昔の宮廷料理についてアワビを除いては説明できないほど、味と栄養の面で他の海産物と大きな違いがあります。
漢方の<名醫別錄>では、アワビを石决明と呼び、緑内障も治すほどの効果があり、長期間食べると、体が軽くなって視野が明るくなるだけでなく、聴覚もよくなったという記録があり、千里決明子の貴公子とも呼ばれています。
また、アワビは、殻から内蔵まで一つも捨てるところがなく、アワビを使った料理はバラエティに富んでいます。中でも生きたアワビの刺身は、アワビをきれいに洗った後つまんで食べるのによい大きさに薄切りにしたもので、人気があります。アワビの糞と呼ばれる内臓(別名ゲウ)を一緒に出すのが通例で、これを食べないとアワビを食べたことにはならないと言われるほどです。新安郡黒山島海域で主に生産され、貝殻に異物の付着がないので商品価値が高く、各種ビタミン、ミネラル、タンパク質などが豊富です。

7月 - ニベ

ニベ
  • ニベは産卵期を控えた初夏が最も美味しく、汁物は伏日の補身湯の代わりによく食べられています。身と骨、内臓を分けた後、身は刺身にして食べ、プルと呼ばれる鰾はそのまま切って塩をつけて食べます。
    長く煮込むほど濃厚な味わいを楽しむことができる辛い汁物料理は、骨や内臓を入れ、だし汁を多めに入れて煮込み、味を整えます。ニベは大きい方が卵もあり、味も良いです。
    • 新安郡の生産現況
    • 生産規模:180漁家
    • 生産量:100トン以上(3,000百万ウォン)
    • 販売時期:6〜8月
漢方で見るとニベは味が甘く性質が暖かく、昔から春、夏に冷える五臓六腑の気運を高め、骨を丈夫にするために愛用されてきました。
「玆山魚譜」によると、ニベは体が少し丸く体色は黄白色で、背中は青黒色です。味はさっぱりしていながらも甘く、生で食べても煮て食べても美味しいです。乾燥させたものは、より体によく、食事療法に多く使われてきました。
消化吸収が早く、子どもの成長発育と高齢者の健康回復に特に効果があると知られています。ニベの鰾は非常に高価で、細かく切って炒めると真珠のような玉になります。これは「阿膠」と呼ばれ、漢方薬の材料としてよく使われています。虚弱体質や疲労回復によく、乾燥した身体を補い、膿血を止め、吐血や鼻血、下痢も治めてくれます。
記憶力と学習能力を高める他、血液中のコレステロールを下げて動脈硬化を予防し、血液の凝固を防ぎます。また認知症と抗がん作用に優れた効果があり、天然EPAとDHAが多く含まれていることでも知られています。

8月 - スズキ

スズキ
  • スズキ科の海水魚で、体が細長く体色は背中側が青黒い緑色を帯び、腹は銀白色です。甲殻類、貝類、小魚などを餌とする近海魚類で、韓国、中国、台湾、日本に分布しています。
    • 新安郡の生産現況
    • 生産規模: 120漁家
    • 生産量: 80トン以上( 2,400百万ウォン)
    • 販売時期: 8 〜 9月
釣りの輩の間では「スズキは釣れたてが最高」と言われています。獲れたてのスズキは薄く刺身にすると、身が透明で弾力となめらかさがあり、フグやタイよりも美味しいです。
1688~1704年の間に書かれた<本朝食鑑>の<スズキ>編には、「肌をつややかにし、筋肉や骨を働かせるとともに胃を整え水腫を鎮める」と記録されており、調理法としては生で食べる「なます(魚を酢醤油で和えたもの、または漬けたもの)」ことを勧めています。また、1830~1844年の間に書かれた<魚鑑>には「夏の貴いもの、これより良いものはない」と記録しています。
血液中のコレステロールを下げて動脈硬化を予防し、血液の凝固を防ぐ他、認知症や抗がん作用、二日酔いの解消にもよいとされています。

9月 - タコ

タコ
  • タコは、特殊な成分としてタウリンを含んでおり、独特の味につながっています。
    特殊アミノ酸タウリンは、血中コレステロール上昇を防ぐ作用があり、女性の肌を白くきれいにし、二日酔いを回復させるのに効果的な成分です。
    • 新安郡の生産現況
    • 生産規模:120漁家
    • 生産量:80トン以上(2,400百万ウォン)
    • 販売時期:8〜9月
昔ある農夫が疲れ果てて倒れた牛にタコを一匹食べさせたところ「牛がすっと立ち上がった」そうです。タコはそれほどスタミナによいということです。
タコはコレステロールを抑える効果があり、脂肪がほとんどなく、女性の美容に特によいとされています。

また、アミノ酸の一種であるタウリンが多く含まれており、体内で血をきれいにする役割を果たし、子どもの成長発達、特に脳の発達を助け、成人病の予防はもちろん、強壮強化、すい臓や新陳代謝にもよいといわれています。
生きたタコの主成分はタンパク質で、必須アミノ酸の含有量が多く、栄養価がとても高いといわれています。タンパク質を構成するアミノ酸は、電池の中で電流を流すように、体内において伝達の役割を果たしています。タウリン、タンパク質、カルシウム、リン、鉄、ビタミン成分が含まれており、コレステロールの量を抑制し、貧血予防に効果があります。

10月 - 大エビ

大エビ
  • 大エビは低カロリー高タンパク食品で、スタミナや子どもの成長によく、ビタミンが豊富で、成人病の予防にもよいとされています。生のエビを酢コチュジャンにつけて食べた時の甘くてコリコリした味は、想像を超える美味しさです。焼酎一杯を一緒に飲むと、あたかも西海を口に入れたような気分が味わえます。
    • 新安郡の生産現況
    • 生産規模: 130漁家
    • 生産量: 1,200トン以上( 15,600百万ウォン)
    • 販売時期: 10 〜 11月
エビを茹でたり焼いたりした時に色が赤くなるのは、殻に含まれているアスタキサンチンという色素タンパク質が熱によって赤くなる性質があるからです。
西海一帯の大エビは清浄海域である新安郡で多く獲れ、塩分濃度が低く他の地域のエビよりも​​味わいがあり、刺身や塩焼き用として人気があります。
大エビは、5月頃に幼エビを放ち10〜20㎝の大きさまで育てて9月末から11月中旬まで出荷されています。タンパク質とガンの予防に効果があるキトサン成分が多く含まれていることが明らかになり、健康食品として脚光を浴びています。
肌の老化防止、体内の不純物除去、高血圧をはじめとする各種成人病の予防などに優れた効果があり、ビタミンが豊富で、子どもの成長発育はもちろん、美肌効果にも優れています。

11月 - アミエビ

アミエビ
  • アミエビはユクジョッ(6月の塩辛)漁が全羅南道新安と霊光郡の近海でたけなわになります。安価な中国産のアミエビの塩辛が押し寄せてきても、この時期に獲れるユクジョッはほとんど影響を受けず、今も昔も高い値で売られています。毎年6月から7月ごろに獲れるアミエビは身がふっくらとして牛乳のような色で最高級品として認められていますが、このアミエビで漬けたものを「ユクジョッ」と呼びます。
    • 新安郡の生産現況
    • 生産規模:300漁家
    • 生産量:50,000ドラム(30,000百万ウォン)
    • 販売時期:通年
アミエビの塩辛は産卵の時期に応じて、冬を過ごすエビ(越冬エビ)と夏を過ごすエビ(夏エビ)に区分されています。
これらは同じ種ですが、生活史は異なります。アミエビは一度産卵した後、1ヶ月程度経つと死にます。
冬を過ごすのは、7月下旬から10月初旬頃に産卵されたアミエビで、12月から翌年3月までは成長を止め、4月から成長を始めて旧暦5月から6月頃に産卵して死にます。
一方、夏を過ごすエビは越冬したエビが、5月上旬から7月上旬に産卵したアミエビで、夏で水温が高く、 7月下旬から10月初旬頃に産卵して死にます。
人気の高いオジョッ(5月の塩辛)とユクジョッは冬を過ごした後、旧暦5月か6月の産卵直前で卵が一杯のアミエビで漬けた塩辛です。
アミエビの塩辛は、食べた物の消化を助け、豚肉などと一緒に食べると腹痛にならないことで知られています。キムチを漬ける時に主に使われ、アミエビの塩辛で漬けたキムチは、格別な味です。

12月 - ボラ

ボラ
  • ボラは泥を食べて有機物を体内に吸収します。泥は再び体外に排出されますが、この時に重要な役割を果たすのが、胃の幽門部にあるそろばんの玉に似た固い塊で、ボラのへそと呼ばれ、循環器系の成人病(動脈硬化、脳卒中など)を予防する他、髪にもよく、カルシウム吸収率の向上や細胞の活性化を助けます。
    • 新安郡の生産現況
    • 生産規模:50漁家
    • 生産量:1,500缶(6,000百万ウォン)
    • 販売時期:年中(12月〜翌年2月が最も多い)
あっさりとした味と歯ごたえが独特のボラは、11月〜1月が旬で非常に美味しいです。
背中部分は灰青色、腹部分は銀白色でウロコが硬く、脂瞼が特徴です。新安郡の清浄海域で獲れるボラは甘味があり、栄養のある干潟で育つためあっさりしています。

ボラは、淡水と海水が出会う内湾の塩分含有量が低いところに生息し、大部分が天然で一部養殖もされています。スズキ目のボラ科に属するものは、ボラ、セスジボラ、メナダなどがあり、「ミルチ」はメナダの方言です。栄養不足の人によい食品で、ビタミンB1、B2が多く含まれ、細胞の再生や老化防止に効果があります。